Intelがモバイル向けの第11世代Coreシリーズを発表、PCI Express 4.0やThunderbolt 4に対応

公開日:2020/9/4

 2020年9月2日、Intelはモバイル向けCPUの第11世代Coreシリーズを発表した。「Tiger Lake」のコードネームで呼ばれていた製品だ。既にPCメーカーが搭載製品を開発しているという。

 

Intel Launches World’s Best Processor for Thin-and-Light Laptops: 11th Gen Intel Core | Intel Newsroom

 

 今回発表したモデルは最大4コア/8スレッドのCore i7からCore i3まで、合計9モデル。第10世代からは様々な面でアップデートが施されている。CPUコアは前世代の「Sunny Cove」アーキテクチャーから「Willow Cove」アーキテクチャーに変更し、GPUは上位モデルに「Iris Xe graphics」を採用した。ロゴのデザインも新しくなっている。

 各モデルのおおまかなスペックは以下の通り。

 機能面では、PCI Express 4.0とThunderbolt 4に対応した点がトピックだ。PCI Express 4.0接続の高速なSSDが利用できるようになる。ただし、Thunderbolt 4はThunderbolt 3から速度面の向上はない。実装時の最低要件が引き上げられている、Thunderbolt 4ケーブルが策定されているなどのアップデートはあるものの、データ転送速度は最大40Gbpsのままだ。

 TDP表記をなくしたこともトピックの一つ。上記リストでは代わりに「Operating Range(W)」という項目があり、従来のcTDP(configurable TDP)に相当する。これは、近年のCPUが温度などに応じて動作クロックを細かく変動させており、ノートPCの冷却性能に性能が影響を受ける傾向が強くなったためだ。第10世代でもcTDPは設けられており、最低値と最大値では同じCPUで30~40%ほども性能差が生まれていたという。そのため、単一のTDP表記はミスリーディングになってしまうため廃止したとしている。

 それに伴ってか、位置付けの区分も更新された。従来のUシリーズやYシリーズといった呼び方がなくなり、今回発表したモデルは「UP3」と「UP4」という呼び方をしている。UP3が15~28W、UP4が7~15Wとなっている。こうした呼び方の変更がデスクトップ版のCPUにも適用されるのかは不明だ。

 この説明は以下の動画の57分付近から確認できる。

Intel Blueprint Series: 11th Gen Intel Core Processors - YouTube

 

出典:

Intel Launches World’s Best Processor for Thin-and-Light Laptops: 11th Gen Intel Core | Intel Newsroom

Reported by 宮川泰明(SPOOL)
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