2021年1月4日、Qualcommはスマートフォン・タブレット向けのSoC「Snapdragon 480 5G Mobile Platform」を発表した。低価格端末向けのSnapdragon 4シリーズで初めて5G通信に対応したことが特徴だ。
通信機能は「X51 5G」モデムと「FastConnect 6200」を搭載。5G通信はミリ波とサブ6GHzが利用可能だ。無線LANはWi-Fi 6の2ストリーム、Bluetoothはバージョン5.1に対応する。
Snapdragon 480は通信以外の機能も強化しており、CPUは「Kryo 460」、GPUに「Adreno 619」を搭載した。前世代の「Snapdragon 460 Mobile Platform」と比べて、それぞれ100%の性能向上を果たしているという。そのほか、120Hzの画面リフレッシュレートや高速充電機能の「Quick Charge 4+」にも新しく対応した。
Snapdragon 480を搭載した端末は2021年初旬に登場予定。HMD GlobalやOnePlus、OPPO、Vivoがリリースにコメントを寄せており、製品を投入すると見られる。
出典:
The Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G Mobile Platform (PDF)
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