【レビュー】ゲーミングモニター BenQ「EX2710」 非の打ち所なし!万能・鉄板のゲーミングモニターを徹底解説

公開日:2021/6/29

 今回ご紹介するのはBenQ社製のゲーミングモニター「EX2710」です。27インチの大画面、高水準の応答速度・リフレッシュレート、手に取りやすい価格帯……と、すべての要素がバランスよくまとまっている本製品。特徴的なスタンドやスリムなベゼルなど、デザインの面でも隅々まで洗練されています。各スペックの詳細を説明しながら、その魅力を余すところなくお伝えします。

 

基本スペック

画面サイズ 27インチワイド
パネル IPS
解像度 1920 x 1080
応答速度

1ms (MPRT) / 2ms (GtG)

リフレッシュレート 144Hz
FreeSync 対応
入力端子 HDMI2.0×2 / DisplayPort1.2×1
外形寸法 614.10 x 539.59~409.59 x 216.65
818 × 505 × 160 mm(梱包サイズ)
本体重量(kg)‎ 6.2
同梱ケーブル 電源ケーブル/HDMIケーブル/(各約1.5m)
 

基本的なスペックはこちらです。目を引くものをピックアップして、詳しく見ていきましょう。

 

モニタサイズ:27インチワイド

 「EX2710」の一番の目玉とも言えるのがモニタサイズです。一般的に24インチ前後がゲーミングモニターの主流であるなか、27インチという大画面を採用しています。同じ27インチのゲーミングモニターは、曲面タイプであったり、応答速度などのスペックが心もとなかったりするケースも珍しくないもの。その点、「EX2710」は平面タイプかつ、各スペックもばっちりと高性能に仕上がっており、“かゆいところに手が届く”ゲーミングモニターであると言えるでしょう。

 

パネル方式:ISP ・ 最大解像度:1920×1080

 パネル方式には「IPS方式」が採用されています。IPS方式の特徴は、モニターをどの角度から見ても、色ムラや映像の歪みが少ないこと。27インチのモニタサイズも相まって、美麗な映像でゲームを楽しめるでしょう。なお解像度は、最大で1920×1080のフルHDまで対応しています。

 

応答速度:1ms(MPRT) / 2ms(GTG) ・ リフレッシュレート(最大):144Hz

 次に、ゲーミングモニターのスペックを語るうえで欠かせない、「応答速度」と「リフレッシュレート」を見ていきましょう。

 

 応答速度は、映像が切り替わるまでに必要な時間を表しており、「モニターが反応する速度」と言い換えることもできます。そしてリフレッシュレートは、1秒間に画面が何回更新されるのかを表した数値です。これらのスペックについて、もう少し詳しくご説明します。

 

 まずは応答速度について。実は、パソコンからモニターに信号が送られてからモニターの映像が切り替わるまでには、コンマ数秒のラグがあります。動画鑑賞やネットサーフィンなどの普段使いではほぼ気にならない範囲ですが、ゲーム、特に対人ゲームでは“コンマ数秒”の差がプレイに大きな影響をおよぼします。

 

 その点、「EX2710」の応答速度はゲーミングモニターの中でもかなりの高水準。例えばFPSや格闘ゲームをプレイする際でも、応答速度が問題になることはまずありえないでしょう。

 

 続いては、リフレッシュレートについて。先ほどご説明したとおり、リフレッシュレートは1秒間に画面が更新される回数のことです。1秒間あたりの更新回数を「Hz(ヘルツ)」という単位で表します。最大リフレッシュレートが144Hzの「EX2710」の場合、1秒間に最大で144回、画面を更新できるというわけですね。ゲーマーの皆さんには、「fps(frames per second)と同じようなもの」と言ったほうが伝わりやすいかもしれません。

 

 さて、一般的なモニターの多くは最大リフレッシュレートが60Hzに設定されています。しかし最近のゲームでは、フレームレートを60fps以上に設定できるケースも珍しくありません。つまり一般的なモニターを使うと、ゲーム自体は高いフレームレートで動いているにもかかわらず、実際に目に見えるのは60fpsの映像……と事態になる恐れがあるのです。

 

 「EX2710」の144Hzという最大リフレッシュレートであれば、そういった心配は無用です。総じて、「EX2710」は、ゲーミングモニターとして十二分のスペックを兼ね備えていると言えるでしょう。

 

FreeSync対応

 最後に、ソフトウェア機能である「FreeSync」にも簡単に触れておきましょう。FreeSyncは、モニターとグラフィックボードのリフレッシュレートを同期させ、映像のちらつきやカクつきを抑えてくれる機能です。

 

 そもそものスペックが高い「EX2710」。こういった細かい機能まで搭載していており、思う存分高クオリティの映像を楽しめるのはうれしいポイントですね。

 

外観

ひととおり基本スペックをご紹介したところで、次は外観の紹介に移っていきましょう。

 

 まず、モニター全体を写した画像がこちら。外枠(ベゼル)は一見しただけでは目に入らないほどスリムです。同じスリムベゼルのモニターと比較しても、ここまで細くなっているのは珍しいですね。

 

 スタンドの土台は特徴的な逆三角形です。洗練されたスタイリッシュな印象を受けるのはもちろん、省スペースなため実用性にも優れているのがポイント。 

 

 スタンドは、三角形の頂点の部分にアームを挿して組み立てます。裏にあるネジを回すだけで固定できるため、組み立てにあたって工具などは一切不要です。工程はとてもシンプルですが、スタンドの安定性は抜群。27インチの大きなモニターをしっかりと支えてくれます。

 

 入出力端子はモニター背面の下部に配置されています。入力端子はHDMIが2つ、DisplayPortが1つの、計3つを搭載。その他にヘッドフォンジャックも付いているため、モニターに直接スピーカーをつなぐことも可能です。

 

 付属のカバーを装着すれば、入力端子をすっぽりと隠すことができます。カバー下部に空いている穴からケーブルを伸ばせるため、配線が煩雑になることがない点もメリットです。

 

使用感

 「EX2710」の性能を確かめるために、ここからは実際にゲームをプレイしてみた感想をお届けします。今回はテストタイトルとして、FPSゲーム『Apex Legends』を選びました。FPSゲームの中でも展開が速く、接敵した場面では目まぐるしくキャラクターやオブジェクトが動く同タイトル。「EX2710」がゲーミングモニターとしてどれだけのパフォーマンスを見せてくれるのかを確かめるのにはうってつけだと言えるでしょう。

 

 まず、プレイをはじめて間もないうちから、27インチというモニタサイズの大きさに圧倒されます。普段は24インチの非ゲーミングモニターを使用している筆者。「3インチでここまで違うのか!」と驚くほど、映像の迫力が違います。

 

 一方、モニタサイズを大きくしたことで、視点移動などの感覚が若干変わったのは気になったポイントです。物理的なサイズが大きくなったため、視点を動かす距離も伸びるというわけですね。とは言え2時間程度のプレイで違和感はほとんどなくなったため、あくまで“慣れ”の問題と考えて差し支えなさそうです。

 

 応答速度・リフレッシュレートについては、ばっちりと違いを感じられるほど。敵キャラクターをはっきりと視認でき、いつもよりも快適にプレイできるように感じました。

 

総評

 ゲーミングモニターとしては大きなモニタサイズが特徴の「EX2710」。応答速度やリフレッシュレートも申し分なく、すべてのゲーマーを満足させてくれること間違いなしの逸品です。逆三角形のスタンドがデスクの上で存在感を放ち、あなたのゲーミング環境をより良いものにしてくれるでしょう。ミドルエンド帯のゲーミングモニターをお探しの方は、この機会にぜひ「EX2710」を検討してみてはいかがでしょうか。

 

Reported by 堀川秋

ドスパラサイトでBenQ EX2710 (27インチ 液晶モニター) HDR対応モデルをチェック!

モニター/ディスプレイ 人気ランキングはこちら!

ドスパラサイトでモニター/ディスプレイをチェック!


その他新着情報はこちら!


ドスパラの○○ 新着記事