【レビュー】グラフィックボード「GeForce GTX1660 STORMX OC」フルHDまでならこのグラボでOK!コスパに特化したモデルを徹底解説

公開日:2021/7/29

 今回ご紹介するのは「GeForce GTX1660 STORMX OC」です。お手頃な価格で手に入り、フルHD解像度であれば多くのゲームが快適に動作する本製品。コストパフォーマンスに目を向けた場合、最新のモデルにも引けを取らない優秀なグラフィックボードです。ベンチマークの結果なども交えながら、その魅力を余すところなくお伝えします。

 


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GeForce GTX1660の特徴

 「GeForce GTX1660」は「GTX 16シリーズ」のミドルクラスにあたるグラフィックボードです。チップセット自体が発表されたのは2019年であるため、グラフィックボード全体で見た場合、エントリーモデルに位置づけられる性能・価格帯であると言えるでしょう。

 

 もともと「GTX1660 Ti」のプロセッサを減らした下位モデルとして登場したこともあり、その強みはなんと言ってもコストパフォーマンスの高さにあります。2万円台というお手頃な価格に対して、性能は2021年時点でも現役クラス。パソコンでこのゲームをプレイしたい、動画を配信したい……など、明確な用途や予算が決まっている方にはうってつけです。

 

 本製品の購入を検討されるのは、グラフィックボードの新規増設や乗り換えを考えている方が中心になるかと思います。そこで今回は、「GeForceシリーズ(以下、GeForce)」全般の特徴も簡単におさらいしておきましょう。

 

「GeForce」は“ゲーミング向け”のグラフィックボード

 グラフィックボードのブランドは大きく2つに分けられます。NDIVIA社の「GeForce」と、AMD社の「Radeon」です。どちらのブランドが優れている……という単純な比較はできませんが、用途がゲーミングの場合には、おおむねGeForceに軍配が上がると言われています。

 

 理由は2つ。1つ目は、GeForceのほうが、よりゲーミングに特化した性能を追求しているためです。もう少し掘り下げるのであれば、「無駄を省き、ゲーミングに必要な機能だけを凝縮している」と言ったほうが正確かもしれません。GeForceはグラフィックの処理などに焦点を絞っており、Radeonと比較すると、価格に対しての性能に優れる傾向にあります。ゲームをプレイするのであれば、GeForceのほうがコストパフォーマンスが高いケースが多いというわけですね。

 

 そして2つ目の理由は、ゲームのデベロッパーがGeForceのグラフィックボードに合わせてゲームを最適化しているためです。前述したように、GeForceはゲーミングに特化したグラフィックボードです。そのため、ゲームを制作するデベロッパーも自ずと、GeForceを使ってプレイすることを前提に開発を進めるようになるわけですね。結果として、同じゲームをプレイした場合には、GeForceのほうがより高いパフォーマンスを発揮しがちです。

 

ドライバーもゲーミングに特化したものを完備

 GeForceには、「Game Ready Driver」と呼ばれるゲーミング専用のドライバーが用意されています。ゲームタイトルごとに最適化された設定を簡単にインストールできるなど、ソフトウェア面でもゲーミングに特化しているのがGeForceの特徴です。

 


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基本スペック

 GeForceというシリーズの特徴をあらかたご説明したところで、さっそく「GeForce GTX1660 STORMX OC」の紹介に移っていきましょう。

メモリ量 6G
メモリ インターフェイス幅 192bit
DRAM Type GDDR5
グラフィッククロック 1530 MHz
ブーストクロック (MHz) 1830 MHz
メモリ速度 8 Gbps
CUDAコア 1408
メモリ帯域幅 (GB/秒) 192
Microsoft DirectX 12 API with feature level 12_1
OpenGL 4/5
バスタイプ PCI-E 3.0 x 16
DVI Dual-Link DVI-D
HDMI HDMI 2.0b
DisplayPort DP1.4a x 1
最大デジタル解像度 7680x4320@60Hz
2 Slot
ディスプレイのサポート 168 x 122 x 40 mm
グラフィックス カード電力 (W) 120 W
推奨システム電力 450 W
補助電力コネクター 8-pin x 1
アクセサリー Manual

 

 基本的なスペックの一覧表と、診断ソフトによる実測値がこちら。処理性能はベンチマークで後述するため、ここではその他の部分をいくつかピックアップしてご紹介します。

 

 まず映像の出力端子は、DVI・HDMI・DisplayPortをそれぞれひとつずつ、計3つを搭載しています。マルチディスプレイ環境などでも、なんの問題もなく使えそうです。

 

 そして横幅が17cm弱と、大半のケースに問題なく組み込めるサイズなのもうれしいポイント。一方で、補助電源コネクタが8ピンである点には少し注意が必要です。電源の推奨容量は450Wと控えめですが、場合によっては補助電源が供給できないケースも考えられます。現在使っているグラフィックボードからの組み換えを考える際には、一度使用している電源を確認しておくと良いでしょう。

 


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ベンチマーク結果

 続いて、ベンチマークソフトを使用して、実際の性能を確認してみましょう。今回検証に使うパソコンのスペックは以下のとおりです。

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU

インテル Core i9-10850K (3.60GHz-5.20GHz/10コア/20スレッド)

電源 750W 静音電源 (80PLUS GOLD)
メモリ 16GB DDR4 SDRAM(PC4-23400/8GBx2/2チャネル)
SSD 1TB NVMe SSD
マザーボード インテル Z490 チップセットATXマザーボード

 

 ベンチマークソフトは、グラフィックボード用ベンチマークとしておなじみの『3DMark』と、『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク』を使用しました。

 

 まず、『3DMark』の「Fire Strike」で計測したスコアがこちら。「Fire Strike」はDirectX 11を使用した、フルHD(1980×1080)解像度のテストです。

 下部のグラフを見るとおわかりいただけるとおり、スコアは全体を通して極めて良好。最新のゲーム以外であれば、影の表示といった重くなりがちな設定をオンにしていても、快適に動作するでしょう。

 

 

 続いて、先ほどよりも負荷の高い『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク』の結果です。解像度は同じくフルHD、グラフィックは最高設定である「高品質」に設定しています。

 

 ベンチマークによる評価は「やや快適」でした。ざっくりとした基準ではありますが、『FINAL FANTASY XV』の推奨スペックは3Dゲームの中でも高め。前世代のグラフィックボードながら、「GeForce GTX1660 STORMX OC」は現役でも十二分に活躍できると言えそうですね。

 

総評

 「GeForce GTX1660 STORMX OC」はコストパフォーマンスが高く、お手頃なグラフィックボードをお探しの方にうってつけの逸品です。「予算が決まっている」「必要十分の性能があればそこまで高スペックでなくても構わない」という場合には、第一候補に挙がるグラフィックボードと言ってよいでしょう。現在使っているパソコンのスペックに不満がある場合や、はじめてグラフィックボードを増設する場合には、「この価格でこれだけ違うの!?」と驚いてしまうかもしれません。

 

 これからパソコンで思う存分ゲーミングを楽しみたいあなた。ぜひこの機会に、「GeForce GTX1660 STORMX OC」をお手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

Reported by 堀川秋

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