
2層構造のM.2 SSD用クーラー「Frostbit」が登場
2019年8月23日、リンクスインターナショナルはCRYORIGのM.2 SSD用クーラー「Frostbit」を発表した。発熱の大きいSSDを2本のヒートパイプで強力に冷やせる。発売は8月24日。予想価格は税込み5700円前後。
・「Frostbit」の製品ページ
https://www.links.co.jp/item/frostbit/
FrostbitはM.2 SSDに取り付けたヒートシンクに、さらにヒートパイプとフィンブロックで構成された2個目のヒートシンクを取り付けるクーラー。ヒートパイプでフィンブロックを持ち上げる機構で、M.2 SSD用クーラーとしては大きなサイズを実現した。
下図のように、SSDに直接取り付けるヒートシンクにもヒートパイプを内蔵し、全体に熱が伝わるようにした。そこに2本目のヒートパイプを取り付けてヒートシンクで押さえる。ヒートパイプはろう付けなどで固定されていないため、ねじを緩めれば回転させられる。M.2スロットは拡張スロットの近くに配置されていることが多いため、フィンブロックの位置を調節して干渉を避けられるのは便利だ。
全体の寸法は幅26.3×長さ72×高さ57mmで、重量は56g。ヒートパイプは2本とも直径6mm。対応するTDPはベースのヒートシンクのみで12W、全体で25Wだ。