「Oculus Link」では延長ケーブルも利用可能、ただし仕様には注意が必要

公開日:2020/3/17
「Oculus Link」では延長ケーブルも利用可能、ただし仕様には注意が必要

 Facebookの一体型VRゴーグル「Oculus Quest」で「Oculus Link」を利用する際、延長ケーブルも利用できるようだ。海外ニュースサイトの「Road to VR」が報じた。

You Can Get a 26 Foot Oculus Link Cable for $34 With an Active Extender

 Oculus LinkはFacebookが2019年11月にリリースした機能。USBケーブルでPCとOculus Questをつなぐことで、Oculus QuestをPC用VRゴーグルとして利用できるようになる。「Oculus Rift」用や「SteamVR」対応のコンテンツが動作する、Oculus Questの利用範囲を大幅に拡張するアップデートだ。

 上記記事で試したのは、Ankerの「PowerLine USB-C & USB 3.0 ケーブル (3.0m)」とCableCreationの「Active USB Extension Cable(約5m)」の組み合わせ。合計で約8mのケーブルで正常に動作したという。


ポイントは「アクティブケーブル」

ポイントは「アクティブケーブル」

 Oculus Linkのケーブル対応状況は、かなり分かりにくい。一応USB 3.0に対応したUSBケーブルなら利用できるのだが、Facebookは品質が高いケーブルでないと正常に動作しないとしている。VRゴーグルとPCをつなぐ以上、相応に長いケーブルが必要になり、ケーブル長が伸びると信号の減衰が大きくなるためだ。しきい値が明確でない上、見た目では判別できない。

 そこでFacebookは専用の「Oculus Linkヘッドセットケーブル(5m)」(1万200円、税込み)を販売している。ケーブルとしては非常に高価だが、これは光ファイバーを使用した「アクティブケーブル」だからだ。アクティブケーブルとは信号を増幅する「リピーター」を内蔵したケーブルのことで、減衰した信号を補完するため通常より長いケーブルを作れる。

 Oculus Linkのために長いケーブルが欲しい場合、ただ延長ケーブルをつないだだけでは正しく動作しなくなる可能性が高い。上記記事では細かく解説していないが、延長ケーブルにアクティブケーブルを選んでいることがポイントだ。

 AnkerのPowerLine USB-C & USB 3.0 ケーブル (3.0m)はFacebookが「社内でテストして良好な結果が得られています」とする、お墨付きのケーブルだ。実勢価格は税込みで約1200円と手頃だが、長さは3mと公式ケーブルの5mよりも短い。長いケーブルがほしい場合は専用ケーブルも選択肢に入るだろう。しかし、昨今の新型コロナウイルスの影響で専用ケーブルは公式サイトで売り切れとなっている(2020年3月16日現在)。こうした状況も踏まえると、今Oculus Linkを試したい人にとってRoad to VRのテスト情報は非常に有用となるだろう。

Reported by 宮川泰明(SPOOL)

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