「VIVE Cosmos Play」はエンタープライズ向けにシフト、個人では購入不可

公開日:2020/8/12

 HTCは開発中の「VIVE Cosmos Play」の位置付けをエンタープライズ向けとし、コンシューマー向けには販売しない方針に変更したようだ。海外ニュースサイトの「UploadVR」が報じた。

HTC's Cheaper Vive Cosmos Play Headset Won't Be Sold To Consumers, Shifts Focus To Enterprise

 VIVE Cosmos Playは2月に発表された「VIVE Cosmos」シリーズの最も廉価なバージョン。VIVE Cosmos同様inside-out方式の位置トラッキングを採用しているが、トラッキング用のカメラが6個から4個に減っているのが特徴だ。価格は発表されていないが、500米ドル前後と予想されていた。前面のプレートが交換可能になっており、カメラを6個搭載したプレートと交換することでVIVE Cosmosと同等にアップグレードできることが売りの一つだった。

 HTCは「ユーザーからのフィードバックを受けて検討した結果、VIVE Cosmos PlayをVRビューアーやカンファレンス用途などビジネス向けの製品として位置付けることにした」としている。同社のコンシューマー向けの直販サイトでも販売しないという。

 上記記事ではHTCが会社の戦略として業務向け製品に比重を移しているのではないかと指摘し、「従来のエンタープライズ向けのラインアップは高価な製品しかないため、VIVE Cosmos Playを低価格ソリューション用の製品にあてたいのだろう」と推測している。

 VIVE CosmosシリーズはValveによる「Steam」の利用者調査でも苦戦していることが知られている。2020年7月の調査では、Steam内シェアはVIVE Cosmosと「VIVE Cosmos Elite」を合わせて2.3%ほどしかない。VIVE Cosmos Playを投入してもシェアの獲得につながらないと判断したのかもしれない。

 

出典:

HTC's Cheaper Vive Cosmos Play Headset Won't Be Sold To Consumers

HTC VIVE UNVEILS COMPLETE VIVE COSMOS SERIES - VIVE Blog

 

Reported by 宮川泰明(SPOOL)


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